「おじさんが中国語を始めたらいい事があるよ~!!」っという事をブログで書いています。
同時に「おじさんが中国語を始める時の心構え」とか、「学習を続ける為のコツ」など、私の経験上の事をいろいろ書いてきました。
今回はHSK6級を目指している今、使用しているテキストについて書いて行きたいと思います。
現在、私自身がHSK6級を目指していて、残念ながらまだ合格していないので、合格もしていない人に紹介されても、、、、と思うのもごもっともです。
しかし、その中でも「これやって伸びたな!!!」って思う物があるので、ここで紹介したいと思います。
一緒に頑張りましょう!!
HSK4級を目指していた時のテキストはこちら
49歳から中国語を始めたアラ還がHSK4級を目指していた時に使用していたテキスト -
HSK5級を目指していた時のテキストはこちら
49歳から中国語を始めたアラ還がHSK5級を目指していた時に使用していたテキスト -
HSK6級に関して
最初に少しだけHSK6級に関してお話ししたいと思います。
HSK6級は難しい
私が思うに、HSK5級とHSK6級はレベルにかなり差があります。
私は2020年から中国語を勉強し始め、2021年にHSK4級、2022年9月にはHSK5級を取りました。
それぞれ1年少しでクリアした感じです。(若い人に比べると遅いんですけどね)
そして、HSK5級合格から苦節3年以上経ちましたが、未だにHSK6級に通っていません。
本当にHSK5級とHSK6級のレベルの差はすごく大きいと感じます。
なので、HSK6級に通れば、世間一般にも、「おお、良くやっている!」というお墨付きが得られる様な感じだと思います。
HSK各級の試験に合格した直後の感じ
HSKの級をクリアして次の級に進むと、レベル差にちょっと怯むというか、希望をなくす感じになります。
私の場合ですと、学習を始めてHSK3級は合格できる自信が出来た時(試験は受けていない)、HSK4級の過去問がすごく難しくて、こんなのが分かる様になるのか??と少し絶望感を抱きました。
同様にHSK4級を合格した際、HSK5級の過去問を解こうとしたら、またこれが何言ってんのか全然分からないんですよね。「もうこれ以上無理かも」なんて思うありさまでした。
そして想像通り、HSK5級を合格した後、HSK6級の過去問をやってみたら、「なんの事かさっぱり聞き取れない!!」「これはおじさんには無理だろう」という衝撃を受ける感じでした。
しかし、いずれのレベルの時でも、実際にちょっとずつやって行けば、なんとなく出来てくるもんだという事が分かってきます。
人って、やれば、49歳からでも語学が上達するんだなぁ、と自分で感心しました。
(スピードは別にして)
HSK6級への道は長いが頂上が見えてきた
しかしです!!HSK6級の壁は普通のおじさんには高いものでした。
私はもともと語学が得意という訳でもありませんし、英語もあんまりしゃべれません。たぶん語学のセンスは無い方だと思います。
そんなおじさんがやっとHSK6級の頂上が見えてきた感じの所まで来ました。
まだ、HSK6級にはまだ合格していないので、説得力があまりない所がありますが、普通のおっさんでも、「こつこつやれば上達した」という実績のあるテキストをこれから紹介していきます。
絶対お勧めのテキスト
HSK標準教程6(上・下)
まずは、基本として、このテキストを挙げたいと思います。
上下二冊になっていて、全40課あります。
なかなか歯ごたえがある長文例題が並んでいます。
その長文の中で、必要な単語を勉強、文法や表現方法を学び、最後は練習問題で覚えた事を定着させる、という並びになっています。
HSK5級合格した直後の状態で、このテキストを見ると、
「難しい!!」「大変!!」と思うかもしれません。私も感じました。
でもこれをやり切るとしっかり実力が付くと思います。
ただし、このテキストを使用して行く場合、「独学では絶対無理だと思います」。
必ず、先生にマンツーマンで教えてもらう様にしましょう。
マンツーマンで教えてもらう時に、費用を抑えたいならば、Webの中国語教室が安くてお薦めです。
それ以外にもWebの中国語教室の良いところを別の記事でまとめています。
本編の最後を見て頂ければと思います。
HSK6級 読む聴く覚える2500
次にお薦めするテキストはこれです。
絶対お勧めです!!
HSK6級レベルの新出語彙2,500語を、72篇のオリジナル文章に自然に組み込んだ音声付き学習テキストです。
なんといってもこのボリューム感!!
これを一からやって行く事で、「読む」「聴く」能力、および「単語力」が格段に上がると思います。
(私はまだ合格してないんですけどね、、、、スイマセン)
もう少しこの本を早く始めていれば、合格までの期間が短くなったかも、、、と思わせるくらいこれをやって伸びました。
この本は独学で進めて行って良いと私は思います。
自習用にも良いと思います。
中国語検定HSK公式問題集6級
HSKの検定を受けるのであれば、絶対やっておいた方が良いのか過去問です。
過去問をやらずに試験に臨むのは無謀というものでしょう。
過去問を載せた本は他にもあり、ぶっちゃけどれでも良いと思いますが、私はここに示している物を使いました。
過去問をやる事で、足りていない所も良く分かるので、定期的に過去問を解く事をお薦めします。
特にHSK6級の場合は、最後の作文の所は一度本番を想定して本気でやってみるべきでしょう。
そして、中国語の先生に添削してもらいましょう。

その他の勉強法との組み合わせ
アプリとの組み合わせ
本だけでなく、楽しく学ぶ一つの方法として、スマホを使ったアプリで勉強するのが良いと思います。
別途、私が使っていたアプリを紹介していますが、HSK6級の場合は、「Super Test」を使って勉強を始めるのが良いかと思います。
Webの中国語教室で先生に教えてもらう
やっぱり独学よりは先生に教えてもらうのが速いんですよね。
その為には語学学校に通う事を考えると思うのですが、私が思うに、
集団学習は効率が悪い
集団学習は安くて良いのですが、効率が悪いと思います。マンツーマンで受ける様にしたいですね。
しかし費用が高いと思います。
そういった時に私がお薦めするのがWebの中国語会話教室です。
私もいくつかのWebの中国語の教室を利用していました。
どこもそうですが、今は25分600円くらいから授業が受けられます。
Webでも対面とそん色ない授業ができますし、これくらいの出費は覚悟した方が良いと思います。
私が利用していて、お薦めのWebの中国語教室を紹介しておきます。
個人的には最近前者の方の利用を増やしており、結構いいなと思っております。
私の場合の参考使用例
HSK5級に合格し、HSK6級を目指そうと決めた時に、「HSK標準教程6(上・下)」から始めました。
2022年の5月から初めて、2024年11月まで、一通りやるのに2年6カ月かかりました。
週に1~2回、1回50分の授業で欠かさずやってこれくらいです。
そして、2024年9月から「HSK6級 読む聴く覚える2500」を始めました。2025年6月まで10カ月弱かかりました。
どういう風にこれらのテキストを使ったのか、別途書いて見たい気持ちになりました。
さらに文章に触れたい人にお薦め
すこし蛇足かもしれませんが、私がお薦めの教科書がありますので、補足で紹介させて頂きます。
超読中国語(ちょうどくちゅうごくご)
HSK5級を目指している人にお薦めの記事でお薦めした本なのですが、HSK6級を目指す初期の段階はこれも継続的に使用した方が良いと思います。
これも中国語検定 HSK公認長文テキスト5級と同様、たっぷりHSK5級から6級の文章が載っています。
文章の中で単語力を付けていくのに最適と思います。
時間に余裕がある方は読んでみるのはどうでしょうか?
沢山の文章に触れる、単語を勉強できる、に加えて、文章としてもそこそこ面白いと思います。
まとめ
今回は、HSK6級を目指して、今使っている、今まで使って来たテキストの紹介をしてきました。
もちろんテキストの使い方次第で学習効果も変わってくると思いますが、まずはテキスト選びも重要と思うので、ここで紹介させていただきました。
ご興味ある参考図書があれば、ぜひリンクから購入してみて下さい。
今回は以上です。一緒にがんばりましょう。
HSK4級を目指していた頃、使用していたテキストについては、下記を参照下さい。
HSK5級を目指していた頃、使用していたテキストについては、下記を参照下さい。
そして、より中国語を楽しく早くうまくなりたい方は下記も参照頂けたらと思います。