「たにやん」です。
「おじさんでも中国語を始めたらいい事があるよ~!!」っていう事をブログで書いています。
少しだけでも中国語が話せる様になると、活動範囲がすごく広がります。
中国のとある街に行って、ぶらぶら町並みを見たり、観光名所を回る様な事も出来る様になります。
そういった体験を積む事で、単に楽しいだけでなく、新しい事を体得する喜びや自信も湧いてきます。
49歳という比較的遅い時期から中国語を始めた私ですら感じるので間違いないです。
今回、私が中国に派遣になっていた時に、一人でうろうろした都市の中から、「南京」の私がおすすめする観光場所を紹介したいと思います。
単に読み物として南京の観光名所を楽しんで頂いても良いですし、日本におられる方で、何かのチャンスで南京に行かれる方はぜひ参考にしてもらえばありがたいです。
私と南京
(この章は個人的な旅行の経緯ですので、南京のスポットを早く知りたい方は次の章へ進んでください)
私が中国に派遣になっていた時、江蘇省の蘇州の昆山という街に派遣になっていました。
せっかく中国に居るので、周辺の街の散策もしてみたい所ですが、異国の地で街を散策するのは結構勇気の要る事です。
最初は昆山市内に一人で出かける様な所から始め、徐々に活動範囲を広げていきました。
以前別の記事で紹介しましたが、派遣中にWebの中国語教室で勉強をしている中で、とある先生から山東省の青島に遊びに来ないかと誘われ、一人で遊びに行った事があります。
それがきっかけで、より多くの場所に一人で行くようになりました。
南京は同じ江蘇省の省都で、派遣先から高速鉄道で1時間くらいで行ける所なので、近いと言えば近いのですが、なかなか行こうと決断するまで時間がかかりました。
しかし、青島旅行をきっかけに、南京にも足を延ばしてみる事にしました。
派遣中に結局南京は2回遊びに行きました。
その一回は中国語の先生を訪ねて訪問し、南京の色んな所を案内してもらいました。
その際の内容は、別のブログ記事で書きましたので、下記を参照ください。
今回は、先生に案内してもらった所「以外」に私が行って、良かった所を2点紹介したいと思います。
中国語を勉強して、ちょっと話せる様になったら、いろんな所に行けて世界が広がりますよ!!
一緒に勉強しませんか!?
今回紹介する二か所
それぞれ趣向が違う3つの場所を紹介します。
- 南京の城壁
- 德基广场の4億円のトイレ
です。
これらの場所の他にも、「中山陵」や「夫子庙」や「南京大虐殺記念館」という有名な場所も行きましたが、私としては上記2つがおすすめですので、ここを紹介したいと思います。
1.南京の城壁
南京に来たら、城壁の壮大さをその目で確認してください。圧倒されます。
こういった城壁としては、万里の長城が圧倒的に有名で、もっと壮大ですが、なんの、ここも結構迫力あります。
「進撃の巨人」の塀の中の都市がそのまま現実に見れる様な感覚を受けます。
観光のポイントを中心に紹介します。
2.德基广场の4億円のトイレ
德基广场という市中心にある百貨店での中のトイレがちょっとした観光名所になっています。
各階のトイレが、あり得ないくらい綺麗で、ある階のトイレは4億円かけたと言われています。
映像付きで紹介します。
動画は全部、解説もテロップも入っていない様なものになっていますが、感じをつかんで頂ければと思います。
南京の簡単な説明(前回記事にも掲載)
基本データ
中国東部・江蘇省の省都で、上海から西へ約300kmの位置にあります。
長江(揚子江)沿いにある歴史都市で、昔から交通の要所・文化の中心地でした。
人口は約950万人との事。中国の都市はどこでも人が多いですね。

歴史・文化
中国の歴史の中で、何度も首都になった都市として有名です。
「六朝古都(六朝の都)」「十朝都会(十の王朝が都を置いた都市)」として知られています。
明の時に巨大な城壁が創られ、それが残っています。
近代でも中華民国の首都として重要な政治都市でした。
日中戦争の時に南京大虐殺が起こったとされる都市として日本人は聞いたことがあると思います。
北京が首都になってからは、江蘇省の省都として再編され、現在は華東を代表する大都市・教育研究都市として発展しています。
1.南京の城壁
明の初代皇帝・朱元璋が建設を命じて作らせました。
1366年ごろから建設され、約28年かけて完成したと言われます。
全長35㎞の巨大な城壁で、当時は世界最大級の城郭都市でした。現在も約25kmが残っていて、歩いて登れる部分も多いです。
下の図の黒い線の様に町全体を城壁が囲んでいます。
現在は北線、東線、南線、西線の4つの区分に分けて観光出来る様になっています。
今回紹介するのは、南線の「中華門」、北線の「解放門」の二つです。

中華門
南京の南側に位置する、明代の城門の中で最大規模の門です。
外門、中門、内門と複数の門が重なっており、「進撃の巨人」の街の「区」、つまり四方に突き出した街の部分(シガンシナ区とかトロスト区とか)を彷彿させます。
そして、門を登って左右を見ると、はるか遠くまで続く城壁!!
よくこんなの作ったなと感動しますよ。


もし時間があれば、城壁の上を歩いて、集慶門や武定門まで歩くのも良いかもしれません。
【行き方】
少し駅から遠いです。地下鉄だと、地下鉄1号線の三山街・工商銀行駅が近いと思いますが、タクシーで行くの良いかもしれません。
地下鉄3号線の武定門駅から城壁に入って、城壁を歩きながら中華門に向かっても良いかもしれません。
解放門
街の北側、玄武湖公園に入る所にある城壁です。鶏鳴寺という有名なお寺も近いので、中国人の人が沢山集まる場所でもあります。
ここも城壁の大きさを堪能できる場所と思います。


ここに来たらついでです。鶏鳴寺と玄武湖の観光もして行きましょう。
【行き方】
地下鉄だと地下鉄3号線4号線の鶏鳴寺駅から歩くのが近いと思います。
2.德基广场の4億円のトイレ
二つ目のおすすめ場所は百貨店です。その中のトイレです。
すごく豪華なトイレになっていて、ちょっとした観光名所になっています。
百貨店はSeason1とSeason2の二つの建屋に分かれていて、トイレが有名なのはSeason1です。
一方、Season2は吹き抜けがすごくてこちらも一見の価値ありです。
下の動画が吹き抜けの動画になりますが、私は撮影していてすごく怖かったです。
「カメラを落としたらどうしよう!」と本当にビビりました。
そしてSeason1の方にはすごく豪華なトイレがあります。
2Fから6Fまでそれぞれに趣向の違ったトイレが設置されていて、どれもびっくりです。
特に3Fのトイレは4億円のトイレと言われていて、見た目の派手さはぴか一です。
一度このトイレで用をたして見ませんか!!!
【行き方】
地下鉄1号線、2号線の新街口駅の北東側です。
二棟に分かれていて、北側がSeason2、南側がSeason1です。


まとめ
今回、南京の2つの場所(細かくは3つ)を紹介しましたが、いずれも2024年11月の情報ですので、多少変わっている可能性もあります。
そのあたりはご容赦下さい。
南京の見どころ紹介をした訳ですが、今日の言いたいのは、中国語を少し身に付けて、自力で観光に行くと、いろいろな刺激を得られて楽しいですよ、という事です。
もちろん、過去紹介した記事の様に、現地の中国人の友達の所に行って案内してもらうのも良いですが、それとは違った面白さも味わえるという事を伝えたかったです。
おまけ
という事でおまけですが、中国語を勉強する際に私が推薦する方法、一人旅の参考資料、中国の自然の綺麗な場所の情報など、下記に掲載しておきますので、参考にしてもらえば嬉しいです。
中国人の友達を作る為に
中国人の友達を作るのに、手っ取り早くて安心なのが、中国語の先生を捕まえる事です。
話しやすい友達をつくって、有意義な経験を作ると共に中国語も勉強してうまくなってしまいましょう。
上記の記事の中でも紹介していますが、中国人の中国語の先生と友達になりたい場合は、講師数が多い所がお薦めです。
まずは無料体験レッスンを♪【CCレッスン】↑私の一押しです。たくさんの先生と話ができます。
中国内のホテルの予約
中国で自力で宿を取る場合は、Tripドットコムがお薦めです。

中国では外国人が宿泊する為に、特別な対応をする必要があり、場合によっては(特に安い宿に泊まる場合)外国人は泊まれない場合があります。
Tripドットコム以外のサイトで予約する場合、そのホテルが外国人を受け入れられるか、確認した方が良いでしょう。
Tripドットコムの場合、そういった外国人対応できないホテルは最初から除外されて表示されますので、安心して予約できます。
もちろん私もTripドットコムです。
中国のひとり旅の参考
このブログに中国の一人旅の記録として3つほど挙げています。
中国一人旅にご興味がある方はご参考にして頂くと嬉しいです。
中国の自然の景色がきれいな場所の参考
私は自然がきれいな場所に行くのが大好きで、中国のいくつかの景色がきれいな所に行っています。
その中で、四川省の九寨溝という所が最も印象に残っています。
この場所の初心者向けの観光ガイドとして、書籍を書いていますので、こちらも興味ある方は見て頂けると嬉しいです。
Kindle Unlimitedで会員の方は無料で見れます。そうでない方も280円ですので、お気軽に閲覧していただければと思います。
最後に、私が行った中国内での景色がきれいな場所を紹介した記事のリンクも載せて置きます。
今回は以上です。
ご覧いただき、ありがとうございました。








