「おじさんが中国語を始めたらいい事があるよ~!!」っという事をブログで書いています。
今回はおじさんに限らず、中国語を勉強している人の中で、ある程度実力が付いて来た人が、さらにヒアリング能力、スピーキング能力、語彙力を上げたい方に紹介したい雑誌です。
と言いがら、ある程度実力がある方は既にこの雑誌の存在を知っている方がほとんどですので、現在初歩、中級を勉強している方に、将来こんな雑誌もあるよ!!というのを知って欲しいところが大きいかも知れません。
本の名前は『聴く中国語』です。
何が良いの?
本の簡単な説明の前に、どんな部分がお薦めなのか、書きたいと思います。
私も、この本を利用して、楽しく勉強しながら、語学力向上を目指しております。
ひとことで言うと
生きた中国語が勉強できる
という事ですが、細かく分けると下記です。
- リスニング力が鍛えられる
- スピーキング力も上がる
- 最近の中国のニュースや事情が知れる
- 世界で最近話題のトピックスに関する単語が習得できる
それぞれ簡単に説明します。
リスニング力が鍛えられる
そもそも雑誌のタイトルからして、この雑誌の主目的はリスニング能力の強化です。
自然な中国語がふんだんに収められています。
多くの自然の中国語を聞く事でリスニング能力が鍛えられると思います。
スピーキング力も上がる
雑誌の中の中国語を、ディクテーション(耳で聞いた言葉を正確に書き取る練習)やシャドーイング(音を聞きながら同時に声を出してまねる練習)する事で、スピーキング力も上がると思います。
自然な言い回しなども多く出てくるので、「こういう風に言うんだ」と言う発見が必ずどこかにあります。
自分が話す言葉の中に、ここで学んだ表現が加わり、少しづつ自然な中国語が身に付きます。
最近の中国のニュースや事情が知れる
題材は毎月変わります。
毎月本の冒頭のメイントピックスは、現在の中国で流行っているものを中心に取り上げられており、今の中国での流行りが分かると思います。
また、中国のニュースも紹介されているので、どの様な事が話題になっているのか分かります。
世界で最近話題のトピックスに関する単語が習得できる
最近日本や世界で話題になっているトピックスに関するニュース記事があるので、そういった最新の内容を中国語でどういう風に言うのか、教科書では出てこない様な生きた中国語単語も勉強できます。
こういった話題を別途、中国語の授業などで先生と話してみるのも楽しいかもしれません。
『聞く中国語』とは
最初にお薦めする理由を書きましたので、本そのものの説明が遅くなってしまいました。
『聴く中国語』とは、中国語学習者向けの月刊雑誌です。
主にリスニング力の向上を目的とした雑誌として知られていますが、もちろん使い方によりリスニング力以外にスピーキングも鍛えられると思います。当然、語彙力も上がります。
内容も多彩です。
- 最近の中国の話題
- 中国・日本・世界の最近のニュースを中国語版
- ドラマの一場面をそのまま聞いてみる
- 中国の著名な人のインタビュー
- 現在の中国書籍から抜粋版の掲載と解説
- 日常会話からの題材
などがメインの項目となっていますが、これ以外にも細かい題材があり、本当に多彩です。
全部の内容を読もうとせずに、興味のある所、好きな所だけ読んで行くのが良いと思います。
こんな人向けと思います
中国語の習得度
全体的にやや難しいと思いますので、最低でもHSK5級は合格しているくらいのレベルの人が使うのが良いと思います。
HSK6級を目指して、合格するかしないか、くらいのレベルの人から使うのが良いかと思います。
もちろんHSK5級合格した直後くらいの人でも良いですが、あまり難しい所は飛ばして、できる所から聞いて行くのが良いかと思います。
リスニングを強化したい人
もともとそういう人に対する雑誌だと思うのですが、より詳しく中国語が聴ける様になって、様々なコミュニケーションを取りたいと思っている方が対象ですね。
中国語ニュースや文化に関心がある学習者
内容の所にも書きましたが、ニュースから最近のトピックス、ドラマ、インタビュー、中国文化の紹介文章、などなど様々な記事があるので、中国に対する幅広い情報が得らえると思います。
特に最近の状況に興味がある方にはお薦めと思います。
私の場合の使い方
習得度が低い時は失敗しました
実は、私はHSK4級を受けるくらいの時に、1冊この「聴く中国語」を買ったことがあります。
しかし、それくらいのレベルでは、ほとんどの部分で全く聞き取る事ができず、勉強するのが嫌になりそうでした。
また、使える部分が少なすぎて、1,500円くらい出して買ったのに、ちょっともったいない感じがしました。
現在の使い方
定期的に購入したのは、HSK6級を目指して数年してから、具体的には半年くらい前からです。
私は、前の項目の1.2.5.6などを、ディクテーションして、その後、シャドーイング様な使い方をしています。
自身の発音とヒアリングは少し向上している感触がありますので、続けて行きたいと思っています。
デメリット
一応、私が感じるデメリットというか注意点も書いておきます。
内容のレベルが広すぎる
記事によって中国語レベルがさまざまです。
レベルの高い記事によっては、会話速度が非常に早く、初級学習者には聞き取りが難しい物が多いかもしれません。
コストパフォーマンスが気になる
上記の様に難しい所を飛ばしてやていると、一冊の雑誌の中で、読んだ部分が本の少しに感じてしまって、1,500円出したのに、もったいない感が出てくるかもしれません。
まずはメインの記事が興味ある題材の時に1冊買って見るのが良いかと思います。
まとめ
今回は、やや上級者寄りの書籍の紹介でした。
私自身、使いながら勉強している最中ですので、もっと良い素材が無いかも含めて探して行きたいと思います。
皆さんも一緒に頑張りましょう。
今回紹介した『聴く中国語』ですが、最初から定期購読などする必要はありません。
1,500円程度ですので、まず試しに1冊購入して見て、読まれて見てはどうでしょうか?
毎月月初にどんな記事がメインに書いてあるか、Amazonの写真で確認できるので、興味がある題材の時だけ購入する事で良いと思います。
バックナンバーも購入できますよ。
一緒に中国語を勉強する方に、私の経験などを紹介しています。
興味がある方は、参考にされてください。





