「おじさんが中国語を始めたらいい事があるよ~!!」っという事をブログで書いています。
同時に「おじさんが中国語を始める時の心構え」とか、「学習を続ける為のコツ」など、私の経験上の事をいろいろ書いてきました。
今回はHSK5級を目指していた時に使用していたテキストについて書いて行きたいと思います。
HSK4級を目指していた時のテキストは下記を参照ください。
世の中のいろんなテキストを比較した訳ではないのですが、
まあ、おっさんが使って上達した実績があるテキストという事で紹介します。
電子か本になったものか
テキスト、参考書に、紙媒体のものと電子媒体のものがあります。
どちらで勉強するのかは、最終的には好みですので、好きな方を選べば良いかと思います。
しかし、私は紙媒体=本の方が良いと思います。
- 複数の本を机に置いて使う事ができるから
- ページ検索(必要な所を見つける)が速いから
- 書き込みができるから
私が使っていたおすすめ参考書
以下、良かったテキストを紹介して行きます。
写真がリンクになっておりますので、そこからご購入頂くと私も励みになります。
具体的な書籍の説明の前に、これからHSK5級を目指してやって行こうとう人に向けて、HSK5級の勉強について少しお話ししたいと思います。
HSK5級の学習時期の特徴
HSK5級では、基本的な文型の学習は終わっており、より細かい文型の学習や、表現方法、単語の微妙なニュアンスなどの蓄積をしていきます。
そして、新しい単語も格段に増加します。
HSK4級が約1,200語の単語量に対して、HSK5級は2,500語と倍増します。
ため息が出る方もいるかと思います、、、、でもご安心ください!!
「HSK5級の単語を覚えれば、日常生活での会話がだいぶ分かってくる」ので、この頃からさらに勉強が楽しくなって来ますよ。
また、HSK4級クラスの教科書の勉強だと、使用されている文章が短い事が多く、内容そのものがあまり面白くないんですよね。
HSK5級になってくると、教科書に出てくる例文も長文になり、「読みものとして面白い」「ストーリーとして面白い」ものが増えてきます。
数多くの文章を読む事で、記憶が繋がって行き、これまでのやって来た事がちょっとつながってきますので、中国語を楽しむのにちょうど良い時期と思います。
一方で、HSK5級くらいのレベルでは、まだまだ聞き取れなかったり、意味が分からない言葉もたくさん出てきます。
「全然聞き取れる様にならない、話せる様にならない!!」と落ち込むのではなくて、「ちょっと分かる物が増えた」と、出来る様になった部分に喜びを感じながら勉強するのが良いと思います。
HSK標準教程5(上・下)
まずは、一押しにこれを挙げたいと思います。
上下二冊になっていて、全30課あります。
会話形式ではなく、文章の長文例題が並んでいます。
その長文の中で、必要な単語を勉強、文法や表現方法を学び、最後は練習問題で覚えた事を定着させる、という並びになっています。
この本は一通りやる事で、HSK対策としてだけでなく、一般の日常生活でも当然生かせる内容になっています。
HSK4級を合格して、このHSK5級の教科書を始める頃だと、
「難しい!!」「大変!!」と思うかもしれません。私も感じました。
まずは、完璧にやって行く事にとらわれずに、あんまり完璧でなくてもいいから、とにかく進めていくのが良いと思います。

この教科書は「独学には向きません」。ぜひ先生に教えてもらいながら進めましょう。
マンツーマンで教えてもらうのに、費用を抑えたいならば、Webの中国語教室がお薦めです。
中国語検定 HSK公認長文テキスト5級 改訂版
これが二番目にお薦めです。
長文が100個あります。
- テーマごとに面白い読み物として並べられている
- それぞれの文章を読む際に必要な単語力も鍛えられる
- 聞き流しでヒアリング力が鍛えられる
と三拍子そろった本だと思います。
個人的に、単語は文章の中で覚えて行くのが頭の中に定着していくと思います。
なので、単語に特化した単語の教科書を買うよりは、この本一冊でHSK5級クラスの単語をマスターできると思っています。

聴読中国語(ちょうどくちゅうごくご)
これも中国語検定 HSK公認長文テキスト5級と同様、たっぷりHSK5級から6級の文章が載っています。
文章の中で単語力を付けていくのに最適と思います。
二つの本を一緒に勉強する必要はないと思いますので、筆者は中国語検定 HSK公認長文テキスト5級をまずやるのが良いと思いますが、時間に余裕がある方はこれをやるのが良いと思います。
中国語検定HSK公式問題集5級
HSKの検定を受けるのであれば、絶対やっておいた方が良いのか過去問です。
過去問をやらずに試験に臨むのは無謀というものでしょう。
過去問を載せた本は他にもあり、ぶっちゃけどれでも良いと思いますが、私はここに示している物を使いました。
過去問をやる事で、足りていない所も良く分かるので、定期的に過去問を解く事をお薦めします。

その他の勉強法との組み合わせ
アプリとの組み合わせ
本だけでなく、楽しく学ぶ一つの方法として、スマホを使ったアプリで勉強するのが良いと思います。
別途、私が使っていたアプリを紹介していますが、HSK5級の場合は、「Super Chinese」を使って勉強を始めるのが良いかと思います。
Webの中国語教室で先生に教えてもらおう
やっぱり独学よりは先生に教えてもらうのが速いんですよね。
その為には語学学校に通う事を考えると思うのですが、私が思うに、
集団学習は効率が悪い
集団学習は安くて良いのですが、効率が悪いと思います。マンツーマンで受ける様にしたいですね。
しかし費用が高いと思います。
そういった時に私がお薦めするのがWebの中国語会話教室です。
私もいくつかのWebの中国語の教室を利用していました。
どこもそうですが、今は25分600円くらいから授業が受けられます。
Webでも対面とそん色ない授業ができますし、これくらいの出費は覚悟した方が良いと思います。
私が利用していて、お薦めのWebの中国語教室を紹介しておきます。
個人的には最近前者の方の利用を増やしており、結構いいなと思っております。
まとめ
今回は、HSK5級を目指すくらいのレベルで使ったら良いと思うテキストを紹介してきました。
もちろんテキストの使い方次第で学習効果も変わってくると思いますが、まずはテキスト選びも重要と思うので、ここで紹介させていただきました。
ご興味ある参考図書があれば、ぜひリンクから購入してみて下さい。
今回は以上です。一緒にがんばりましょう。
HSK4級を目指していた頃使用していたテキストについては、下記を参照下さい。
そして、より中国語を楽しく早くうまくなりたい方は下記も参照頂けたらと思います。